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シンポジウム・学習会2021/06/13

オンライン公開シンポ実施報告(2021年5月15日)

守秘義務緩和再提言のテーマを中心とする オンライン公開シンポが5月15日10時から13時まで裁判員経験者ネットワーク(以下ネットワークといいます)主催で開催されました。

当日はネットワークの主要メンバーのほか司法記者、研究者、もと裁判官、市民の司法参加に関心ある市民団体、市民、当日ご参加の裁判員経験者等30人あまりの参加で開催されました。

1 最初に提言について大城聡弁護士と弁護士牧野茂から簡単に説明

2 参加した裁判員経験者7名から 守秘義務があるため話したくてもはなせない不満、個人的不満、周囲の不満、こういうことも言えたら良いなあという緩和の希望を語ってもらいました。

貴重な体験なのに社会に伝わらなくてもったいない、残念という率直な感想もありました。

3 提言についてお二人から論評いただきました。

(1)共同通信編集委員 竹田昌弘様

(2)元裁判官 門野博様

4 最後に参加者により提言の内容や意義について意見交換しました。その過程で提言をさらに改善する修正意見も検討されその場で改正案がまとまり、2021年5月15日付「裁判員経験の共有のために守秘義務の緩和を求める共同提言」が採択されました。一般社団法人裁判員ネット、裁判員ラウンジ、陪審裁判を考える会の関係者も参加されていて討論のすえこの提言に連名となることも同意されました。

提言は以下のPDFでご覧いただけます。

裁判員経験の共有のために守秘義務の緩和を求める共同提言

この提言が広く社会に広まることを期待し、司法記者等の問いあわせも歓迎しますので、その際は添付PDFの連絡先に問い合わせお願いします。

(裁判員経験者ネットワーク 共同代表世話人 弁護士牧野茂)

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