1 実施報告(9月12日)

9月12日に裁判員経験者交流会を開催しました。 これまでコロナ禍で開催を延期していましたが、交流の場を持ちたいという意見を受けてオンライン交流会として初めて開催しました。

オンラインでの交流会では、裁判員経験者のほかに弁護士、臨床心理士、司法記者、研究者なども参加しました。裁判員経験者に配慮して匿名や映像なしの希望も受け入れることとし、また参加者には録音録画禁止、主催者の同意なしには記事等にしないことも約束事項としてお願いする配慮をして開催しました。参加者は25名で大阪や九州からも参加がありました。全国各地から参加しやすくなったことはオンライン交流会のメリットでした。

裁判員経験者はゲスト参加の2名を含めて6名でした。交流会の前半はゲスト参加者の体験談と懇談を行い後半は4名の司法記者や研究者、裁判員経験者ネットワークの主要メンバーも加わって全体で、裁判員体験を広める方策、守秘義務、裁判員裁判と死刑、手続き二分等のテーマについて活発な討論を行いました。

2 次回交流会(12月5日)の予告

コロナ感染状況により会場で開催できない場合は、今回と同じ形式でオンライン交流会として開催します。会場で開催できる場合も遠方からの参加者の便宜を考えて、オンライン交流会としても平行して行います。この場合の会場の案内は別途お知らせします。

■次回交流会の予定

12月5日(土)10時から13時。 9月のオンライン交流会と同様に裁判員経験者の方のプライバシー等を考慮して、裁判員経験者の参加者は匿名や顔を写さない参加も可能とします。 また参加者の録音録画禁止、主催者の同意なければ記事等にしないことも参加の遵守事項とします。

裁判員経験者としての参加者については、登録されている裁判員経験者の方には個別に詳細をご案内しますので、事務局まで参加希望の旨ご連絡ください。未登録の裁判員経験者で参加ご希望の方は、HPから新規登録のうえ参加申し込みを事務局宛にしてください。 (弁護士 牧野茂)