2023/03/01
2016年に東京地裁で裁判員を経験した者です。 2017年に裁判員経験者ネットワークの活動を知り、交流会に時々参加して参りましたが、最近は欠席が続いてしまい、今回久しぶりに参加いたしました。
コロナ禍の影響で最近はオンライン開催が主となった交流会ですが、そのおかげで全国から参加が可能となりました。しかも、裁判員経験者ばかりでなく、元裁判官、弁護士、教育関係者、研究者、記者の方など総勢20名以上が参加され、様々な視点でのご意見を伺うことができました。
特に今回は、経験談の他、今後裁判員をされる方に伝えたいメッセージを聞くことができたのですが、それぞれが感じた裁判員制度の課題点は、裁判の内容、裁判体の地域やメンバーなどにより大きく異なるのだと知り、色々な声を集めていく必要があると痛感いたしました。 また、候補者の不安を取り除き、辞退を少しでも減らすため「裁判員経験者の経験談を市民にどう届けるか」という点について、更にそれに向けた今後の活動に関する意見交換ができました。裁判員制度に留まらず、今後の教育制度に対するご意見も伺うことができ、とても新鮮でした。
次回は5月20日午後、シンポジウムとして開催されるとのこと、楽しみにしております。 またよろしくお願いいたします。